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先生をレポート![015]
先生をレポート!
自分が培った知識で人を助け、
感謝される豊かな人生を送ってほしい
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Q.先生の専門分野・
担当授業の内容を教えてください。

公認会計士に就くために必要な日商簿記と公認会計士試験の授業を担当しています。日商簿記検定1級は、税理士や会計士の登竜門とも言われ、税理士試験の受験資格にも必要です。日商簿記では工業簿記・原価計算科目を、公認会計士試験では管理会計論の科目を指導しています。

Q.現在の専門分野を目指したきっかけ、
それに対する想いなどをおしえてください。

高校生で初めて簿記を学んだ時に、簿記の重要性や楽しさを感じました。その後、簿記の知識をより深めたいと思い、税理士や会計士を目指すようになりました。社会や理科を勉強しても、私生活との関わりをなかなか実感しづらいところがありますよね。でも簿記は私生活に欠かせない「お金」について学ぶ特別な学問なので、役に立つ場面がたくさんあります。
学んでいくうちに「もっと簿記の魅力をたくさんの人に伝えたい」という気持ちが芽生え、教師になりました。

Q.学生に教えるうえで、心がけていることや大切にしていることを教えてください。

簿記は小さな計算ミスが大きなミスにつながります。結果的に企業のお金の計算が全て狂ってしまうこともありますし、従業員の給料や生活に影響が及ぶこともあります。なので、簿記には誰かの人生を左右する可能性があることを、常に意識しながら学んでほしいと伝えています。
指導にあたっては、学生が理解しやすいよう工夫しています。黒板と同じ比率で用紙を切って板書のシミュレーションをしたり、ノートのとり方を考えたり、伝わる指導を心がけています。

Q.教員になってから、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

学生と同様に、私も本試験の度に緊張し、結果発表の度に喜び、時に悲しんでいます。真剣に向き合い、自分のことのように喜怒哀楽を感じることは、結果的に私自身の成長にもつながっていると思います。教員は学生の人生に深く携わるため、責任は非常に重いのですが、同時にやりがいも感じられる仕事です。
また、卒業生が各々の夢を叶えて社会人となり、学校へ遊びに来てくれることがあります。学生と先生という立場ではなく、同じ職業会計人として肩を並べて会話できるのが嬉しいです。そして、就職イベントや企業説明会等を通じて、一緒に仕事ができるのもこの職業の醍醐味だと思います。

Q.これからこの専門学校を目指す高校生にアドバイスがあればお願いします。

大原にはパワフルな先生が多く、放課後でも質問に答えるなど、熱心に指導しています。今は新型コロナウイルスの影響で開催できていませんが、旅行や合宿などのイベントも開催しています。普段は必死に勉強し、イベントでは思いっきり楽しむといったメリハリのある学生生活を送ることができます。
また、自分が培った知識で人を助けられるのが税理士、会計士という職業です。仙台大原で簿記・会計・税金の知識を養い、それをフルに活用して、人から感謝される豊かな人生にしましょう。学び・知識は一生もの。学生時代にたくさん学習し、人間性を高めていきましょう!!

Profile.
公認会計士に就くために必要な日商簿記と公認会計士試験の授業を担当。「簿記の魅力をたくさんの人に伝えたい」という気持ちから教師になりました。
学校法人北杜学園 仙台大原簿記情報公務員専門学校
及川 亮太(オイカワ リョウタ)先生
税理士会計士学科:公認会計士コース

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