プロフ|宮城県専修学校各種学校連合会

先生をレポート![032]
先生をレポート!
接客業のプロとして必要となる知識を
自身の経験談も交えて
本質が伝わるように努めています
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Q.担当している授業を教えてください。

ビジネスマナーの授業を担当しています。
仕事をするうえで大切な身だしなみや立ち方・お辞儀・歩き方・物の指し示しなど、基礎的な行動一つ一つにプロとしてのホスピタリティや付加価値を添えることを目指しています。
この学校に通う学生の多くは将来「お客様と直接触れ合える仕事がしたい」と思っている生徒達です。自分自身が相手からどう見られているかを常に意識することを大切にしながら授業をしています。

Q.現在の専門分野を目指したきっかけは?

学生の頃「ウエディングプランナー」になりたいと思ったのが、この分野を目指すきっかけでした。高校時代、吹奏楽部に所属しており、定期演奏会のプロデューサーのような役割を担当しました。その際、部員がそれぞれ、演出・衣装・照明・広報・会計などを担当し、私がそれを統括するという立場になり、一つの目標(ステージ)に向かい、一人一人が力を発揮し、完成させるということにとてもやりがいを感じました。将来もこのような仕事ができたらいいなと考える中で出会ったのが、ウエディングプランナーという職業です。

Q.学生に教えるうえで心がけていることを教えてください。

この分野で実際に仕事をしてきた私が学生に伝えられるのは、自分自身の経験が一番だと思っています。立ち方・お辞儀の仕方、話し方や聞き方など、それぞれの単元で、一般的な内容を伝えるだけではなく、自身の成功事例や失敗談も交えて伝えるようにしています。
特に、失敗談は学生の心にも響くようで(笑)、「先生の失敗談の話が印象に残っています」と言われることが多いです。また、何をするにも「なぜその行動をするのか?」という「なぜ」の部分を学生自身に考えてもらう時間を取るようにしています。

Q.これから専門学校を目指す高校生へ
アドバイスをお願いします。

ホテルには様々なドラマがあります。
誕生日やプロポーズ、結婚式や特別な家族旅行など、お客様の人生の中の「大切な日」に自分が関われているということは、とてもやりがいのあることだと私は感じています。
接客業を志すうえで身につける様々なマナーや知識はどの分野にも応用が利くものだとも思います。同じ夢を持つ仲間たちとの学生生活は刺激的で、自身を大きく成長させるチャンスです。ぜひ将来の自分を想像しながら、皆さんの道を決めてほしいです。

Profile.
ウエディングプランナーとして培った知識や経験を学生たちに伝え、接客技術やマナー、立ち振る舞いなどを教えています。授業では、接客業のプロとしてどのように行動すべきかを考えることを大切にしています。
仙台YMCA国際ホテル専門学校
今野 千明(コンノ チアキ)先生
*2025年4月時点

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