Column.夢コラム[020]
一人ひとりに合った
コミュニケーションを模索し、
相談しやすい
雰囲気づくりを行っています

Q.担当している授業の内容を教えてください。

環境土木工学科の1年生の担任を務めながら、2つの教科指導を行っています。1つが地上にある地表や構造物などの高さを「レベル」という器械を用いて計算し、比高や標高を求める水準測量。2つ目が道路などの線状建設物を建設する際に、その経路や形状などを設計・調査するのに用いられる応用測量(路線測量)です。

Q.現在の専門分野を目指したきっかけを教えてください。

私が測量という分野を目指したのは、高校1年生の時でした。この年、東日本大震災が起こり、自分も何か人の役に立てる仕事に就きたいと思ったのです。そこで、建物や道路をつくる際の基礎となる「測量」の分野を目指し始めました。

Q.学生に教える上で心がけていることを教えてください。

「インプットしたらアウトプットをする」ということを大切にしています。測量には計算がつきもので、現場での観測方法も多数あります。 また、決められた時限数の中で、より覚えやすく、身につきやすい方法を考えた時に、授業でインプットしたことを実際に実習でアウトプットし、反復するのが一番の方法であるという考えに至りました。授業の内容も、実習によって関連づけできるように工夫しています。また、学生とのコミュニケーションの取り方に関しては、一人ひとりの表情から、最も適切なアプローチの仕方を探すことから始めるようにしています。教科を教えるにあたり、学生たちが授業で分からなかったことや、そのほかの相談などがしやすい環境をつくるのも指導の1つだと思い、試行錯誤しながら取り組んでいます。

Q.印象に残っているエピソードを教えてください。

とあるショッピングモールで3週連続、学生たちに遭遇したことがあります。それぞれ別の学生たちだったのですが、声を掛けてもらえたのがとても嬉しかったのです。自宅に帰り、家族にその話をした時に、改めて人とのコミュニケーションの大切さを再認識しました。

Q.これから専門学校を目指す高校生にアドバイスをお願いします。

専門学校を目指す方は、その分野で働きたいと考えている方が大半だと思います。ですから、入学後も、なぜ自分がこの学校に入ったのか、どんな目標をもっているのかを忘れずに、一歩ずつ歩んでもらいたいと思います。またオープンキャンパスなどに参加して、授業の内容や学校の雰囲気を感じ、入学後のイメージを膨らませることも大切だと思います。参考になると思いますので、ぜひ参加してみてください!

Profile.
「インプットしたらアウトプットをする」ということを大切にして、日々の授業に臨んでいます。知識や技術は、この反復によって身につくものだと思っています。
学校法人北杜学園 仙台工科専門学校 環境土木工学科・測量学科
澤口 和真(サワグチ カズマ)先生

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