Q.担当している授業を教えてください。
こどもを指導するための「音楽表現」という授業を担当しており、ピアノ実技を中心に、演奏の基礎となる読譜・リズム・テンポなどを学びます。また簡易伴奏としてコードを学び、弾き歌いを実践します。さらに連弾にも挑戦し、アンサンブルを経験しながら音を楽しみ表現力を身につける授業です。

Q.学生に教えるうえで心がけていることを教えてください。
本校では、マンツーマンの個別レッスンを卒業まで行います。そのため初心者にとっても経験者にとっても、学生のレベルに合わせて学習を進めることができる点が安心の一つです。初心者にとっては、指がなかなか動かないことは当然です。何度も繰り返し練習するからこそ技術が身につきます。またこどもの現場に立った時のことを想定して、簡単なコードを勉強し簡易伴奏で弾き歌いを勉強します。「なるべく鍵盤を見ずに」「なるべく大きな声で」「なるべく笑顔で」など、表現するコツも同時に覚えながらたくさんの曲を練習し、レパートリーを増やしていきます。授業の中でゼロからサポートしますから、不安になりがちな場面でも安心して迎えることができます。

Q.印象に残っているエピソードを教えてください。
ピアノは個人レッスンで学ぶことも多いのですが、数人のグループを作り授業を進めています。学生同士仲もよくお互いに教え合う姿もあり切磋琢磨できる環境です。年度末には恒例の「連弾発表会」を開催し、2人あるいは3人で一つの曲を発表します!それぞれのペアで協力しあい、お互いが息を合わせて作られた「アンサンブル」は何にも代えがたい成果です。良いものに仕上げたい気持ちを共有して学生同士が互いに高め合うことができるこのプログラムは人間的にも大きく成長できる場となっています。

Q.これから専門学校を目指す高校生へ
アドバイスをお願いします。
ピアノ経験者でないと、どうしても不安が先行してしまいがちですが、初めてピアノをする方でも全く問題ありません。マンツーマンレッスンを採用しているからこそ、前向きにレッスンに向き合い、弾けるようになるのだと感じています
幼児保育・教育にとって音楽の楽しさや面白さとふれ合う機会はとても大切です。みなさんも小さい頃に歌った歌や聞いた曲など、どこか覚えていることはありませんか。とりわけ先生に弾いてもらった曲や歌ってもらった歌は、心を豊かにする材料ですし、大きな声を出すことは身体機能の発達にも有効な手段です。中でもピアノは保育現場でとても大事にされています。こどもたちに音楽の「楽しい」を感じてもらい、元気を与える力を身につけることを授業テーマにしています。
渡邉 祐子(ワタナベ ユウコ)先生
*2026年4月時点