Q.現在の仕事内容を教えてください。
パタンナーをしています。製作したい服のデザイン画を元に型紙を引くお仕事です。平面のものを立体的に捉え、動きやシルエットを考えながらCADを利用してパターンに起こしています。

Q.このお仕事を目指そうと思ったきっかけは?
中学生時代にゲームに興味を持ち、ゲームキャラクターの衣装のようなレースやフリル、リボンを多用したロココ調で凝ったデザインの洋服を、一から自分で作れたらいいなと思ったことがきっかけです。服の構造を知ることで、自分の着ているようなデザインの服も作ってみたいと感じるようになりました。

Q.仕事をする上で、
心がけていることや大切にしていることは?
お客様の「こんなものが欲しい」を形にするべく、着やすさとデザイン性を兼ね備えたパターンを引くことを意識しています。職場で商品の製作に打ち込んでいる先輩方の姿を見ていると、ますます意識を高めることができます。
いつか自分が手掛けた商品が店頭に並び、お客様が買ってくださることを想像すると、とてもやりがいを感じます。
Q.学生時代に学んだことで、
現在の仕事に役立っていることはありますか?
服の構造や服への知識です。どの場所をどのように動かしたら、このデザインに出来るのか、という疑問への解決策が頭の中に浮かんでくるので、パターンを引くのにとても役に立ちます。
Q.学生時代に一番努力したことは何ですか?
検定試験の勉強です。この学校ではいくつもの検定の取得が可能です。私はそのうち4つの検定に合格することができました。中でも特に力を入れたのはパターンメイキング技術能力検定試験の2級です。筆記、実技どちらとも数か月前から勉強を始め、真剣に取り組むことで合格へ繋がったのだと思います。
Q.休みの日は何をしていますか?
ショッピングモールなどに出かける事が多いです。自分好みの服を買うのも楽しいし、今流行しているものや今後流行りそうなものをリサーチしながら買い物を楽しんでいます。
Q.これからこの職業を目指す学生の皆さんに、
メッセージはありますか?
「洋服が好き」という気持ちと「知りたい」と思う意欲があれば、どんな人でも目指せる素敵な職業です。私はこの職業について良かったと心から思います。「あきらめなければ夢は叶う」ということを自分で体現した気がします。
Q.今後の夢や挑戦したいことはありますか?
この職場を通じてたくさんの知識を養い、自分自身の成長に繋げたいです。私の学生時代は終わりましたが、まだまだ学ぶ時間は終わっていません。このまま一生学ぶ姿勢を続けていけたらいいなと思っています。
職場でも学ぶ姿勢を持ち続け、自分自身の成長に繋げていきたいです。
亀岡 優奈(カメオカ ユウナ)さん
宮城文化服装専門学校 服装科 卒業